スティーブジョブズのお話

相手のためを思って言った言葉であった

本当に必要なことは、相手のことを思って、
彼らがそうでないとき──彼らの仕事が期待以下だったときに、それを教えてあげることだと思う。

とスティーブ・ジョブズは言っています。

ここで重要なことは、

『彼らの仕事が期待以下』

だった時と言っていることです。

あくまで、彼らの仕事がと言っているのであって、
彼らが期待以下だったとは言っていません。

個人の人格を否定しているのではなく、仕事の成果について言及をしているのです。

人格否定はしない

無意識に人格の否定をしてしまう

悪気がなかったとしても、実際に多くの人がやってしまっていることだと思います。

その人の行動の中にある欠陥を探すより、その人自身の性格のせいにするほうが簡単だからです。

例えば、

ミスが多くなっている人を単純に、

「だらしない人」

などと責めるほうが、

「このところ夜も週末も働き詰めで疲れているから、論理の間違いに気づけなくなっているよ」

と指摘するよりも簡単です。

だが、これは、その人の性格を責めているだけであって、その人の助けにはなっていません。

ジョブズは、批判が危険な綱渡りのようなものだと的確に表現していたそうです。

相手の能力を信じていることを確実に伝えつつ、
同時にその人の仕事が期待以下であることをはっきりさせるのは、至難の業だと思います。

もちろんそのためには、前提として、基礎になる人間関係が重要になります。

今日の格言

批判は危険な綱渡りのようなもの。背景には人間関係が必要だ。